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2011年06月09日

『拡張するファッション』 が できるまで と できてから

『拡張するファッション』発売日から、10日がたちました。

思えば、震災時は原稿の最終修正期間中で、改めて書き直し作業を行なったりしていました。
原稿を整えてからは、超特急で進んだこの書籍プロジェクト。その進行を、
少し巻き戻して4月から辿ってみました。


4月5日 
肩こりがひどく、整形外科へ。根をつめた原稿執筆が続いていたから?


4月6日 
入学式。今年は2年生なので去年より気持ちに余裕がある。
でも、環境の変わり目に子供は不安定になるもの。
ただでさえ震災後不安定だった息子がますますナーバスになる。
でも、入稿作業をすすめないといけない。

4月10日 
日曜日に服部一成さんの事務所を訪れ、自宅から持ち出した過去資料を複写していく。
編集者の岡澤浩太郎さんは台湾出張がえりで羽田から直接撮影に向かってきた。
手土産に、パイナップルが入ったお菓子を皆でいただく。

4月12日 




10時〜 ホンマさんに、スーザンの服を使って、表紙の撮影をしていただく。
この日、撮影した服を思い切って購入。あとで VACANTのイヴェント トークイヴェントはこちら)で展示されることになる。撮影後にランチしていると、また余震。
「このくらいじゃ、もう驚かなくなりましたよね」と、
お店のスタッフに余裕をもって笑うホンマさんだが、ガラス張りのカフェにいて、相当怖かった。
撮影の後、服部さんの事務所に立ち寄り、複写が必要な資料の追加分をお渡しする。

17時〜 マゴさんと藤田さんと2回目の打ち合わせ。21日におこなう DOMMUNEのトークのためだ。
いろいろ雑談するうちに、「あ、石田さん(もと流行通信編集長、現在ギャラリーここスタッフ)も呼ぼう!」と、急展開。


4月13日
最後の最後までひっぱった年表作成の締切日。本文は一足先に入校していた。


4月15日



ホンマさんの撮影のベタ焼きが服部事務所に届き、皆で選ぶ。
服の特徴を説明しながら、服部さんがシールを貼って行く。
ここから先は主に、服部さんのデザイン作業の段階に入る。

4月21日
DOMMUNE初出演。ずーっと引きこもって執筆していたので、
あのような華やかな場にいくと地に足がつかない感じ。
しかもustがあるので、宇川さんの司会のもと、どんどん話が広がっていく。

自分の家からもちだした資料が何とVHSだったが、ちゃんと再生できて、それらも流すことができた。
40分伸びて2時間40分のトークが終わったあと、マゴさんの行きつけのお店に皆で流れる。
そこで出た話もとても、楽しかった。途中ムラカミカイエさんが駆けつけられ、ご紹介いただく。

深夜に帰宅するのは、本当にひさしぶりだ。
帰り道、ドミューンを聞いてくれた梶野彰一さんのツイートを見つけて、とてもうれしくなった。
そして自宅に帰ったら、たくさんのツイートが集まっていたことを知り、びっくりする。

4月28日
入校出力紙をもらう。これで、連休は休みなしということが実質的に明らかになった。
休み明けまでに、校正をしなければならないからだ。
家族に「連休だけど、休めない」と宣言。
でも、そんなに外出予定があったわけでもなく、普段の生活とあまり変わらない。

連休明けのどこか日付けを忘れてしまった。
どこかで赤字を戻し、「原稿よさようなら〜」ということになる
(もう、後戻りはできないというか、追加修正はなし、ということ)。
それまでに、もう随分読んだ原稿。フセンがたくさんついているし、相当たくさんの紙を出力した。
発端からさかのぼれば、一年がかりだ。さびしい気もするし、ほっとした気もする。

5月13日
夜、高円寺駅でマゴさんとスプツニ子! さんを待つ。
私たちは、スプ子さんにお目にかかるのは初めて。
ツイッターや動画、DVD作品ではお目にかかっているような気がしていたけれど。。。 

ご本人に会っていると、作品の背後にある一貫した思想というか、アツい思いが伝わってくる。
やはり、アーティストの素顔に会えることは良いことだ。
伝染力のある作家だからこそ、これまでも若くして多数、作品を形にしてこられたと思う。
6月26日の「 スプ子の勝手にシューカツ!」イベントのトークに、
マゴさんと二人、呼んでいただくことになる。




5月14日
さっそく、初めての、著者インタビュー。
STUDIO VOICE ONLINE です。
かなり長時間にわたり色々聞いていただく。
その時はわからなかったけれど、発売日直前にアップされたために、
とてもたくさんの人が記事を読んでくれて、話題にしてくれたと思う。

5月15日
こんどは刊行イベント展示のなかの、映像についての打ち合わせ。
以前から時折やりとりをさせて頂いていた@Blessmomentさんこと平野さんにお越しいただき、
編集チームとともに、3331 ARTS CHIYODAで打ち合わせ。

5月17日
著作とは関係なく、 6月10日発売のGINZA7月号
アート欄連載のために、小池一子さんを取材。
でも、小池さんの存在自体が、枠を飛び越えて何かをしようとする意思の塊のような方なので、
最近の執筆とひとつながりの体験のようにも思えた。
とても率直で、愛にあふれた、素敵な方で、感動した。


5月21日




二つ目の取材。服部一成さんの 『服部一成グラフィックス』
と私の 『拡張するファッション』
2冊の刊行記念対談(6月15日発売 BRUTUS)。
電車のなかで改めて、服部さんの本を読みながら好きな頁の写真を撮る。
服部さんの事務所に礒部昭子さんが撮影にこられ、とてもいいツーショットを撮ってくださった。

5月26日
三つ目の取材。梶野彰一さんが撮影と、インタビュー(ウェブマガジンVERITA)。
そのまま編集部の方とも話しがとてもはずんで、ランチへ。

梶野さんは、なんと今、うちの目の前のマンションに住んでいる。
偶然でお互いにびっくりなのだが、かなり都心と違うムードがただよう自宅近辺で、
オシャレなパリの臭いをいつも漂わせている梶野さんと、
近所でばったり! の日がくるのを、とても楽しみにしている。


5月27日




11時から VACANT トークイヴェントはこちら)設営。イベントスタート日だけど
その日の朝から設営しているというすごい状況。。。途中で来られた方には申し訳ない。。。
でも、永井さんと大神さんが、展示材料を見てとても良い展示を見る間に、DIYで作りあげてくれた。
その速度は感動ものだ。
平野さん(@Blessmoment)の映像をスクリーンで流すことができ、
私にとっては非常に貴重な展示が実現できた、と思う。
こんどの書籍とともに、here and thereのバックナンバーなども並べていただく。


息子の帰宅と歯医者の時間に合わせ途中で失礼したが、
そんなことで奔走しているうちにいつのまにか STUDIO VOICE ONLINE
の記事がアップしていた。

この日の夜、私へのtribute zineということで、
山口智子さん、伊藤さちさん、宮園夕加さん、中島紗江さんという4人の女性アーティストが、
私のつくってきた本などへのオマージュ的なzineを作成し、それを一つの袋につめた「for nakako girls」がVACANTに納品された。
私も一部、送っていただいたけれど、どれも素晴らしい。
4人の方たちはそれぞれ、ちいさな歴史ともいうべき、おつきあいがある。

5月28日
書籍発売日。実は、息子の運動会予定日でもあった。しかし、雨。ただ、家にいた日。

5月30日
横尾香央留さんのFoilの展示最終日。
行きたかったのだが、6月3日金曜日に SPBSで行なうガーリーカルチャーのトーク
(というかレクチャー?)の下準備などもしており……結局、行けなかった。残念です。
今度一緒にお昼食べましょう、とケータイにメールする。

5月31日
息子の運動会。朝から夕方まで紫外線の直下にさらされる。子供より親が疲れる日。

6月3日
以前から熱心にコンタクトしてくださっていた渋谷パブリッシング(SPBS)さんで、
ガーリーカルチャーをテーマにしたトークを行う。
「大学の授業みたいだった」とおっしゃった方がいたが、私としては、90年代の回顧ではなく、
当時のスピリットがどう今と連結しているかを語りたかった。
その思いを受け止めて下さったSPBSのスタッフの方々に感謝している。
その日、忙しいはずだったのに、ホンマさんが来てくれていて嬉しかった。


6月6日
スーパーで買い物をしていると、服部一成さんから電話。
来月ABCで行う予定のトークの、細かい打ち合わせの内容だった。
買い物かごを床に置いて立ち話をしていると、息子が両手で、棚から落ちそうになった
メロンを必死に支えている。なぜそうなったのか? を問う間もなく制止しなければ。
こういう突発的な「おさるのジョージ」的場面は、ごく日常的なものだ。
仕方がないので、あとからかけ直させていただく。


6月7日


ハイファッションオンラインの取材で、
インディペンデントキュレーターの兼平彦太郎さんと対談する。
私から兼平さんと、というお願いをしていたのだ。
いろいろな所でお顔を合わせていたが、きちんとお話するのは初めて。
ホンマさんの展覧会を実現させた功労者として、きちんととご紹介できればと思った。

はた、と立ち止まれば、本の発売日からほぼ、10日がたったところだ、と気がつく。
夕方、子供を歯医者につれて行く途中、版元のブルース・インターアクションズ稲葉さんから電話。
渋谷のロゴスで『拡張するファッション』が第4位になっているという。
それは凄い話! 勇気づけられた。

6月8日
子供に起こされる事が多い私は、早朝に目覚める癖がついてしまっている。
柔軟体操をしてから、ツイッターの Togetterをはじめてやってみている。本が出た後の反応、等々。
これも編集だなと思いつつ、機能操作がうまくいかなくて、時間がかかる。相当初心者っぽい。
さらに、「トゥギャる」という言葉に違和感があって、どうしてもこれが、発語できない。

気がつけば初売から10日目なので、メイキングを含めた文章をブログに残そう、と思い立った。(林 央子)
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2011年05月22日

林央子 今年の執筆 第二弾


●2011年5月19日は、
一年がかりで作りあげた初の著作集『拡張するファッション』の見本誌が届き、
特設サイトが立ち上がり、刊行記念イベントも告知されたという、
3つの出来事が集中した、記念すべき日になりました。



特設サイトはこちら


○一方で私の個人的な仕事のなかでは、2010 年の年末から今年にかけて、
いくつかの新しい執筆プロジェクトがありました。

それは一つ一つがとても貴重なもので、
自分にとってもとりわけ重要な執筆の機会になりました。

その場をくださったそれぞれの方にお礼を申し上げたく、
また媒体諸氏にも感謝を抱きつつ、最近の執筆を振り返ります。


2011年2月〜3月






美術手帖のホンマさんの原稿、やっと入校に至る。
原稿をかいて、写真のレイアウトとあわせ、そこで少しずつ写真とのつながりを考えて訂正したり、
を何度か繰り返したので日づけは忘れてしまった。

3月17日の発売予定日直前、3.11の東関東大震災が発生した。
その後多くの人と同様に不安な日々を過ごしたが、雑誌が発売予定日に書店についに登場したときは、本当にうれしかった。

執筆中、何度もかつてない肩こりに襲われたが、
この1万字原稿を書けたことは本当に有意義な体験だったと、
金沢21世紀美術館のあと、東京オペラシティ展を見て、サテライト展をいくつか見たあとの今も、強くそう思っている。

ホンマさんのように、周囲の人に「問い」を発し続ける人は、批評活動が目につきにくく、
消費を軸にすべてが動いていくかのような<東京>のクリエイティブシーンにおいてはとりわけ、稀有な存在だ。
そういう作家と同時代に生きているということは、何と楽しいことだろうか。

2011年2月末以降




また、突然のメールがきた。
なんと、あのおしゃれの総本山であろう、マガジンハウスの『GINZA』編集部からのメールだった。

実はフリーになって10年間、これまで一回もお仕事したことのない媒体だったのだ。
でも「リニューアルがある」ということで、急きょ東銀座のマガジンハウスまで、出かけていった。
数回しか来たことがない会社なので、しばらく受付で周囲をキョロキョロ見渡した。

あたらしく編集長に就任される中島敏子さんにお会いした。
彼女はとてもカルチャーに詳しく、私が舌を巻くくらい。
以前私に貼られたことのある「サブカル好き」というレッテルは、
本当はこういう方のためにあるべきなのではと思うくらいで、感動した。
リニューアルした誌面を手にしてさらに感動した。痛快だった。久しぶりに雑誌から衝撃を受けた。

ADは私が10年前に『パリ・コレクション・インディビジュアルズ』(リトルモア)を2冊、
一緒に作った旧友の平林奈緒美さん。彼女の良さがとても生きている。
「個」をもつクリエイターが、日本のメディアにおいて、こういう生かされかたをするケースは、珍しい。

『GINZA』5月号からアート欄で連載させていただいている私は、
毎回他の方たちの痛快な原稿を読むたびに、ますますはげまされ、自分も頑張って書こう! という決意を新たにしている。
ファッション誌というもの、ファッションというものが、新たな拡がりをもちうる可能性を、感じている。

2011年4月某日






『服部一成グラフィックス』が届く。あまりの豪華な内容にくらくらする。
ホンマさんの撮影、仲條さんの文章、蜂飼耳さんの文章、服部さんの作品群や服部さんの作品解説……。
その中に、自分の原稿が入っていたり、
そして服部さんのお仕事として過去の『here and there』のビジュアルが入っていることがとてもうれしく、
光栄で、ちょっと信じられない。



posted by nakakobooks at 16:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | here and there news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

林央子 今年の執筆 第一弾


●2011年5月19日は、
一年がかりで作りあげた初の著作集『拡張するファッション』の見本誌が届き、
特設サイトが立ち上がり、刊行記念イベントも告知されたという、
3つの出来事が集中した、記念すべき日になりました。



特設サイトはこちら

○一方で私の個人的な仕事のなかでは、2010 年の年末から今年にかけて、
いくつかの新しい執筆プロジェクトがありました。

それは一つ一つがとても貴重なもので、
自分にとってもとりわけ重要な執筆の機会になりました。

その場をくださったそれぞれの方にお礼を申し上げたく、
また媒体諸氏にも感謝を抱きつつ、最近の執筆を振り返ります。







2010年12月 
クリスマスごろの某日〜


ホンマタカシさんから突然メールが届く。
「『美術手帖』4月号の特集で、林さんに文章書いてもらいたいんですけど」

知り合って15年以上20年未満のホンマさんから、
初めて聞いた言葉に驚きつつ、「それは光栄です!」と返す。

『美術手帖』から巻頭特集を打診されたホンマさんの構想は、
金沢21世紀美術館で年明けから始まろうとしていた
『ニュー・ドキュメンタリー』展にちなんで、
「ニュー・ドキュメンタリー展のドキュメンタリー」を誌上に展開すること、だった。

執筆に際してはもちろん、取材はするけれど、
執筆ではあえてホンマさんの言葉を直接的に拾わず、私が「見た」、
そして「見てきた」ホンマさんを、ボリュームのある文章に表現すること。
それがミッションだった。

特集は巻頭の約80ページ。そこで私はお正月明けの早々に、雪の金沢へ飛んだ。
ただでさえ資料でいっぱいな私の室内は、
年末以来これまで長く一緒に仕事をしてきたホンマさんに関係するもので、
いつのまにか自宅に集まってきていた過去の資料から最新のアサカメ対談のコピーまで、
あらゆる紙が散在するアーカイブ空間となった。

そしてなんと金沢21世紀美術館には、
2月に行なわれた阿部海太郎さんとのコンサートまで、2度も足を運ぶという幸運に恵まれた。




「絵巻物みたいに、上のほうには会場写真がずうっと流れていて、下には上の写真と関連なく、
林さんの原稿がずうっと流れる。僕も取材をうけるけどその言葉はいいから(笑)
林さんは、これまでの15年間をぐぐぐーっと記憶巻き戻して:笑」

というホンマさんの発想にインスピレーションを得つつ、
編集の藤田さんや高橋さんと相談しながら誌面が作りあげられた。






2011年1月
誕生日付近の某日〜


服部一成さんから、携帯に電話を頂く。
突然だったので驚いたけれど、その内容にまた、驚いた。

「こんど僕の作品集が出ることになって、ごく少数の人に原稿をお願いしているんですが、
林さんには、僕のデザインどうこうということじゃないことで、文章を書いてほしいと思うんです」。

服部さんとのつながりも、ホンマさんとのつながりのように、
あいだにいつもお仕事があって、そしてかれこれ、10年になる。

お仕事するたびに思う。言葉数の少ない服部さんがぽつりぽつりと発する一言に、
意味がないものはまったくみつからない。

『here and there』が一冊できるまでに、服部さんの口から出た言葉の数を数えたら、
数それ自体は、本当に少なくてびっくりするくらいだろう。

でもいつも、ちゃんと深いコミュニケーションができている。
だから服部さんの口から出る言葉は、注意深く聞くし、聞き逃せないものばかりである。



確かに服部さんのグラフィックデザインについて私が云々するのは、
これまでの経験や学習からいっても、筋違いな気がする。

もともと私は、たとえばファッションに対しても、
デザインとして学んだこともなければ、論じたり文章を書いているわけではないのだ。

その作家のもつ世界観とか、
その発表の場に漂う空気とかに吸い寄せられるようにして近づいていく。

それでは何を私は書けるのだろうといろいろ考えていたら、
考えているうちにいつのまにか原稿が書けてしまっていた。

すぐに服部さんに読んでもらって、意図にそうものかどうかお尋ねし、
「とても面白いです」とOKを有難く頂いてから、締め切りの日までしばらくの間寝かせた。

そして締め切りの日にぱちっと目が覚めて、推敲し入校した。

posted by nakakobooks at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | here and there news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

医療スタッフとして東京から被災地に向かった、あるナースさんの日記 2011年3月16日〜23日

http://blog.goo.ne.jp/flower-wing

これは、震災後、普段は東京都で勤務していて、被災地に派遣された看護師さんが、
現地では携帯でかきためていた体験記をまとめてブログにアップした、
「この目で見てきたこと、感じたこと」の日記です。

ナースの彼女が、想像を超えた壮絶な現地ですごした、
3月16日から23日までの一日一日、そのリアルな8日間と、
東京にいながら私たちが、日々刻々と変わるニュースに釘付けになり、
緊急地震速報のたびに机の下にもぐり、
信じるべきものを何度も見失いそうになりながら、
ぐらぐらした気持ちのなかですごしていた8日間。

JKTSさんが後半、書かれているように、
彼女の手記を読んでいるこの私も、どちらが現実でどちらが非現実なのか
読み進むにつれ、わからなくなってきました。

東京にいて、便利な暮らしを続けながらも、
被災地の夢を見たり、眠れなくなったり、
自分というものをいつもの状態につなぎとめることが困難な時間を、
多くの人が過ごしていたことと思います。
それはきっと、どこかで、
人と人の無意識が繋がっているからかもしれない、とも思います。

JKTSさんのような医療関係の方々。自衛隊の方々。
日々新たな問題が勃発してくる原子力発電所内で今だに働き続けている方々。
ほかにもたくさんの方々が、過酷な状況のなかで、復興という希望にむけて
日々戦っているはずです。

その実態を、メディアに囲まれた東京にいる私たちは、
ほんの一部しか知ることのできないでいる。

JKTSさんがこうして、書き残して下さった文章は、本当に貴重なものです。
その文章を何度も読み返しながら、私は今の自分にできることを
一つ一つ積み重ねながら、続けて生きて行くことになるのだろう、と思います。(林 央子)

posted by nakakobooks at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | here and there news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

『verita』の不定期連載「Journal」



ウェブマガジン『verita』(ヴェリタ)にて、林央子が最近面白いと思うモードやアート、
カルチャーなどを自由にレポートする連載「JOURNAL」が始まっています。
 
最新の話題は、BLESSの最新アートプロジェクト「BLESS SHOP in BERLIN」ほか
ミランダ・ジュライとマイク・ミルズの新作映画完成のニュース「楽しみな映画2本」、
メゾン マルタン マルジェラの今を批評した「5ツ星ホテルへの違和感」、
展示会からあいちトリエンナーレ2010まで気になった話題をピックアップした
「地に足をつけて踏ん張る表現者たち」など。
 
最新記事のアップ状況は、林のツイッターなどで随時お知らせしていきます。(sae.n)


ベルリンにオープンしたBLESS的な家、兼ショップ



「楽しみな映画2本。ミランダ・ジュライとマイク・ミルズ」


ミランダ・ジュライ「The Future」より Courtesy Todd Cole (c)2011 THE FUTURE


マイク・ミルズ「Beginners」の1シーン Courtesy of TIFF


「メゾン マルタン マルジェラ 5ツ星ホテルへの違和感」



「地に足つけて踏ん張る表現者たち」

小金沢健人《黒くぬれ、そして消せ》2010 Courtesy of Takehito Koganezawa



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2011年01月21日

ホンマタカシさん「ニュー・ドキュメンタリー」展スタート 






新年早々、嬉しい初仕事は金沢21世紀美術館で1月7日にはじまった
ホンマタカシさんの 「ニュー・ドキュメンタリー」展のオープニング取材でした。

SANAAデザインの白い美しい空間のなかで、
写真についてさまざまな思いを巡らす展示をゆっくり鑑賞。

美術館の壁に展示されると、そのスケールや設営方法によって、
どこかで一部目にしたこともある写真が、また別のことを語りかけてくるのです。

服部一成さんデザインによるカタログは、
写真にあわせてさまざまな色の白い紙を使い分けるという労作で、美しい本です。
椹木野衣さんやエレン・フライスが寄せたホンマさんの写真への文章もぜひ、読んでください。

そして、、、図録だけの体験ではなく、美術館へと足を運んだことで得られる喜びの一つ。
それは会場にインスタレーションされている冊子「re-construction」との遭遇です
(非売品。ホンマさんの過去の仕事写真から厳選された作品群を、白黒の複写で一冊の本にした白い表紙の本)。



さまざまメディアから発信していたホンマさんの写真を一冊のなかに眺める。
つい時間を忘れて見入ってしまいます。

ここには過去、私がホンマさんと「Purple」誌ほかでご一緒した90年代の仕事のほかに、
『here and there』のVol.4, vol.7, vol.8やvol.10における
ホンマさん撮影の頁が、何ページにもわたり登場していました。
それはとても光栄で、うれしい出来事でした。

最近のホンマタカシさんは「たのしい写真」(平凡社)や、
2007年1月号以来『アサヒカメラ』の連載「今日の写真」でも活躍しされています。

市川美日子さん表紙の『coyote』で
「いい写真ってなんだろう?」(ホンマさん主宰のポートレート特集)も見逃せない充実の内容。
それらも参照しながら展覧会を見ると、ますます多面的な楽しみ方ができてお勧めです!

今回の取材は、3月17日発売の『美術手帖』4月号に執筆します(林 央子)。

Between the bookのHPはこちら
『美術手帖』のHPはこちら

posted by nakakobooks at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | here and there news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新年のごあいさつ





あけましておめでとうございます。

昨年はhere and there vol.10の発行とイベントを
あたたかく見守っていただき、ありがとうございました。

新年にあたり、本誌でもおなじみのパリ在住アーテイストで、
去年URのLife展にも参加してくれたレティシア・べナから、
ウサギ年のウサギをモチーフにしたポストカードが届きました。

また、URのプレス、及川壮也さんは、
年末に谷根千散歩をしたときの写真を送ってくださいました
(東京の冬の光のなか、カメラと歩く谷根千散歩は楽しいものです)。





昨年秋のVACANTのイベントで素晴らしい作品「here and there warashi」を作ってくださった
山田愛子さんは、押し花やさまざまな質感や色の紙を時折はさみこんだ
新作のノートブック(表紙は白いシルクにくるまれていて、
とてもデリケートな金糸の縫い目が走っている、手製の作品です)を送ってくださいました。





あらためまして、
here and thereを囲んでくださる皆様に心より感謝しつつ、
今年も皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。(林 央子)

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2010年11月28日

連載の終わりと始まり


発売されたばかりの『暮しの手帖』49 号では、
14回続いた六頁連載「暮しの風景」最終回が掲載されています。

こんかいは、埼玉から来て直島に初めてのカフェを開いた、
大塚ルリ子さんにご登場いただきました。

直島への愛、アートへの愛をたっぷりそそぎながら、
カフェまるや」の一皿一皿を丁寧に作り、心をこめたおもてなしをする大塚さん。
最終回にふさわしい、充実の内容です。是非ご一読ください。


 
 
 


ウェブマガジン『verita』のカルチャー欄で、アートやファッションなど境目なく、
気になったことをピックアップする連載的記事が始まります。

第一回の記事「地に足をつけて踏ん張る表現者たち」は こちら
月に1〜2回記事をアップしていく予定です。

ハイファッションオンラインのブログには、 「here and there vol.10ができてから 3」
(アーバンリサーチ京都店の「Life」展と、
HINAYA主宰のスーザン・チャンチオロ京都招聘を通じて考えたこと)がアップされています。(林 央子)
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2010年11月18日

さまざまなブログ



最近の活動を、さまざまなブログに執筆しました。



●ハイファッションオンラインのブログに記事を2つ掲載しました。
here and there vol.10ができてから 1
(10月にVACANTで行ったイベントの舞台裏など)

here and there vol.10ができてから 2
(アーバンリサーチ渋谷店の「Life」展を設営しながら考えたこと)


●web shop 「HUMOR」のサイトで
here and there editor’s diaryがアップされます。

18日昼に第一弾の記事(11月6日から8日までの京都出張でしたこと)。
22日昼に第二弾の記事(2泊3日の京都でみつけたお勧めの場所)。
が登場します。

こちらは http://www.hmr.jp/→画面下から「VOICE」クリック→左側の一覧から
「BOOKs & GOODs」を選択でご覧いただけます。


●そして、あのスーザン・チャンチオロが京都で写真日記 ブログをスタートさせました!


(林 央子)
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2010年11月12日

アーバンリサーチ京都店で大規模な「Life」展スタート




京都の四条通りから寺町通りに入ったアーケードの中に立つ、
アーバンリサーチ京都店。

開店して一年目というこのブティックのウィンドウ、
B1フロアと、2階レディースの1コーナーという、
店内のところどころにhere and there が登場する、
スケールの大きな「Life」展がはじまっています。
 
here and thereをとりまく人のクリエーションや
価値観の中で重要視されているもの、それは日々の生活、「Life」です。

アーバンリサーチのセレクションと、
ファッションの姿勢にはやはり、「Life」への提言が溢れています。


 





店内には私から寄せたコメントも、何か所かでご紹介いただいています。
アーバンリサーチの店内と、here and thereの要素が融合した展示内容。
京都店だけの大規模な試みを、体験していただければ幸いです。
 

●こちらは、アーバンリサーチプレス担当の及川壮也さんが
「Life」展の背景やメイキング風景を綴って下さった、特集ストーリーです。
是非ご一読ください。
http://www.urban-research.com/UR/gallery/column/soya-times/vol_42.html


●「Life」展の模様が、ウェブマガジン「Refsign Magazine」に掲載されました。
http://blog.refsign.net/blog/3403.html


●京都店のイベントリンクです。11月28日まで。
http://www.ur-blog.jp/ur/kyoto/100631/
URBAN RESEARCH KYOTO
京都市中京区寺町通蛸薬師下る円福寺前町285
075-255-3808
11:00〜21:00

 
●こちらは渋谷店のイベントリンクです。11月21日まで。
http://www.ur-blog.jp/ur/shibuya/100556/
URBAN RESEARCH 渋谷店
東京都渋谷区神宮前6-19-21
03-5468-6565
11:00〜20:00
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2010年11月05日

アーバンリサーチの「Life」展、渋谷店でスタートしました




here and thereのバックナンバーから最新号までと、
書下ろしエッセイを含むオリジナル・ニュースレター「Life」が
アーバンリサーチ渋谷店に登場しました。

一つのコーナーを任せていただいて、
店内から私のお勧めのアイテムをセレクトしています。

セレクトアイテムには私からのコメント文も寄せています。
お店で読んでいただけたら幸いです。
ここでは、簡単に売り場の様子をご紹介します


このイベントのための特製限定ミニトート。\1,575(税込み)です。

おすすめのヘアアクセサリー。

レザーバンドのアンティーク風ウォッチ。

華やかなピアスたち。

フランスのルームフレグランスから北欧のリキッドソープまで。

フリーペーパー「Life」には、エレン・フライス、レティシア・べナ、
スーザン・チャンチオロに寄せたエッセイが掲載されています。

幅広い品揃えのアーバンリサーチさん店内で、
お気に入りアイテムを選ばせていただくのはとても楽しい作業でした。

プレスの及川壮也さんをはじめ、
アーバンリサーチのスタッフの皆様に大変お世話になりました。

渋谷店の「Life」展は11月21日まで。
是非足を運んでいただけたら幸いです(林 央子)。


<問い合わせ先>
UR渋谷店  03-5468-6565
http://www.ur-blog.jp/ur/shibuya/100556/

ウェブマガジンOPENERSに紹介されました。
http://openers.jp/culture/tips_event/life101101.html?keyword=%83A%81[%83o%83%93%83%8A%83T%81[%83`

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2010年10月29日

渋谷と京都。アーバンリサーチの2店舗で、11月に記念イベント




アーバンリサーチのプレス、及川壮也さんから、
11月に渋谷店と京都店ではじまる「Life」展のリリースが届きました。
文章が素敵だったので、そのまま引用します。

******************

きっと、僕たちは急ぎすぎている。
誰に言われたわけでもなく、ごく自然と、僕たちは急いでいる。
他よりも早く何かを仕上げること。
できるようになること。知ること。
だから、日常にある世界の本当のたたずまいを見落としがちになる。
モノが溢れているのではなくて、僕たちが急ぐあまりに。
ヒトで溢れているのではなくて、僕たちが急ぐあまりに。
その点、林央子さんの呼吸はとても静かで丁寧だ。
びっくりさせないように、思いやりをもってそっと近づき、確実に対話をしている。
そんな達人の距離感で、アーバンリサーチと向き合ってもらったら、
そこにははたしてどんな「世界=Life」が見えるのだろう。
そう思ったのが、この企画の始まりです。
わずかな期間ですが、
達人の静かで丁寧な世界を、ほんの少し、アーバンリサーチのお店の中に登場させます。
その世界に触れたヒトやモノたちが、
落ち着いて心地良くたたずんでくれたら、と思います。
そして続きはもちろん、
『here and there』でたっぷり楽しんでください。

PR 及川壮也


「Life」展のお知らせ

◇ インディペンデント誌『here and there』発行人であり、
ファッション・エディターとして幅広く活躍する、
「林央子」さんによって選び抜かれたアーバンリサーチの商品たち。

◇『here and there』の最新号となるvol.10 “the Blue Issue” と、
これまでのバックナンバー。

◇ このイベントに合わせてオリジナルで制作された、
「Life の達人たち」を林さん自身の声で綴った、オリジナル・タブロイド紙。

これらが一つの場所に集まって、
「より魅力的なLife とは?」を語りかけるコーナーが、東京と京都、
二つのアーバンリサーチの店内に出現します。

またこの企画に合わせて、オリジナルのミニ・トートバッグも販売致します。
アーバンリサーチ渋谷店 From 11/1 Mon to 11/21 Sun ( 03 5468 6565 )
アーバンリサーチ KYOTO From 11/8 Mon to 11/28 Sun ( 075 255 3808 )


**************


タブロイド誌「Life」には私の書下ろしエッセイと
スーザンやエレン、レティシアの最新作を掲載。

このイベントを行う、アーバンリサーチさんの2つの店内だけで配布されます。
トートバックはここだけで買えるオリジナルグッズです。

ブティック店内の1コーナーを編集させていただくのは私にとっても初めての経験。
是非、足を運んでいただければ幸いです(林 央子)。

詳細はこちらです。
http://www.urban-research.com/UR/archives/4442

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2010年10月24日

ABC本店で『here and there Vol.10』刊行記念トークショー


来る2010年11月16日(火)、青山ブックセンター本店にて
『here and there Vol.10』刊行記念トークショーが開催されます。
タイトルは「インディペンデント出版の醍醐味」。
 
ことし10号目をむかえた「here and there」の作り手、
林央子のインスピレーション源だった90年代のパープルマガジンや、
ニーヴス出版設立の初期の頃のエピソード、最新号制作の舞台裏。

そんな話題を、「今いちばん面白い本」を敏感にキャッチし、
本にまつわる新しい流れを発信する
UTRECHT/NOW IDeA代表の江口宏志さんとともに語り合います。(sae.n)
 
 
お申し込み方法や詳細はこちらです。
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201011/here_and_therevol10here_and_th.html
 
 
「インディペンデント出版の醍醐味」
■日時:2010年11月16日(火)19:00〜21:00(開場18:30〜)

■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:税込700円
■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店・03-5485-5511
 
 
 


 
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2010年10月12日

here and there「Circles in Blue」展終了しました




原宿VACANTで2010年10月1日から11日まで開催された
「Circles in Blue」展。展示風景の写真をまじえてご紹介します。


「正面から見ても成立し、横から見てもブルーのレイヤーに見えるように」と、
VACANTの永井佑介さんが展示を考えてくれました。
これは正面から見たところ。

 

here and there vol.10 the BLUE issueと、中島紗江さん制作のzine



積まれた本、吊り下げられた本などさまざまな形で
本が展示されていました。



山田愛子先生の手作り布絵本。
いろいろなところにhere and there WARASHIが隠れています。


 
WARASHIというのは制作にあたって、
山田愛子さんが、here and thereの魅力の正体としてとらえてくださった生き物です。

会場に置かれたメッセージを引用します。
「幸運をもたらすという座敷わらし。
here and thereの頁の間にWARASHIが住んでいるらしい。
あなたもわたしも見たことがないけれど、気配がするのです。
here and thereの魅力はこの子の仕業か?
――山田愛子」

 
さまざまな質感の紙を集めた中島紗江さんのブック型インスタレーション。

 
 
手前左側にあるのが川瀬ルアさんの映像作品。
夜の闇にハンカチが落ちていく。
よく見ると不思議な感覚のする映像です。

 
 
私の身近にいる10人の方に頼んで、送っていただいた青い服。
それを伊藤さちさんがメモリアルブローチとして再生させてくれました。
130個のブローチは最新号購入者へのプレゼントとして、
またはブローチそのものとしても人気で、
展示終了前にすべてなくなってしまいました。

 
 
同じく伊藤さちさんの、「ふたごのしっぽ」みつあみワークショップ(設置型)。
会場にいらした方に好評だったこのブースは、しばらくの間VACANTに設置されることになりました。
 
 
作品展示に協力いただいた作家の皆様、手作りの展示を一緒に作り上げて
くださった会場のVACANT大神さんとスタッフの皆様、
そして足を運んで下さった皆様。本当にどうもありがとうございました。
 
日曜日の夕方トークに足を運んで下さった方のなかも若い方、
新しくお会いする方が多かったように思います。

楽しみながら作っていたら、気がついたら10号目、という感じですが、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(林 央子)
 


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2010年10月03日

江口宏志さんセレクトによる「ブルーブック・コーナー」



here and there vol.10 the BLUE issue の発行に合わせ、
10月1日よりUTRECHT/NOW IDeAに、
ブルーにちなんだブックコーナーが登場します。

ここに並ぶのは、江口宏志さんセレクトによる「ブルーな本」と、
vol.10関連作家の書籍など。

お買い上げいただいた方には、服部一成さんデザインの
here and there 10 特製ポスターがプレゼントされます。

例えば、ブックコーナーのリストは以下のようなもの。

島袋道浩「扉を開ける」
マーク・ボスウィック「The Heart Land」
エレン・フライス「Les Cahiers Purple」
「Ein Magazine Uber Orte No.7 Sea」
guse ars「washed pattern」
Tomoko Yamashita「blue」

http://www.nowidea.info/?p=2046

江口さんのセンスでチョイスされる「ブルー」の本たち、
これは必見です。(林 央子)


会場:UTRECHT/NOW IDeA 東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F
TEL 03-6427-4041 FAX 03-6427-4042
http://www.utrecht.jp http://www.nowidea.info


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2010年09月29日

VACANT「Circles in Blue」展でのプレゼント



10月1日から11 日まで、原宿VACANTで行われる
here and thereの発売記念展「Circles in Blue」。

ここでは伊藤さちさん、山田愛子さん、川瀬ルアさん、中島紗江さん、メルセデス・ヴィシャルバ
の5名がhere and there vol.10の特集BLUEをモチーフに制作した、さまざまな作品が展示されます。

なかでも、「記憶」「時間」をテーマに、古着や布などをつかった作品を制作する伊藤さちさんは、
here and thereの周囲にいる10人の人から集めた青い古着を、たくさんのブローチに再生させました。

こちらは先着順で、VACANTにてhere and there vol.10をお買い上げの方にプレゼントします。
一つ一つ、全部が違う表情のブローチです。(林 央子)


詳しくはこちらです。
http://event.n0idea.com/post/1120533344/here-and-there-vol-10-circles-in-blue



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2010年09月17日

フライヤー完成


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2010年09月15日

『here and there』vol.10の発売を記念した 展覧会「Circles in Blue」



10月1日、刷り上がったばかりの
『here and there』vol.10の発売を記念した展覧会「Circles in Blue」が
原宿VACANTで行われます。


the BLUE issueと名付けられたこの号にちなんで、
本誌に登場する作家とはまた別に、さまざまな方がスペシャルな作品を寄せてくださっています。


『here and there』vol.9上でもご紹介した、日々の押し花を自由な発想で、
作品に飛躍させる山田愛子さんからは、オーガンジーの布を縫い合わせたフラジャイルな本の形の作品。
「here and thereの妖精? here and thereのおばけ? 
こんな気持ちであれこれ布の上をさまよっています」とおっしゃっています。


2010年7月末、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010の『here and there』ブースで
手製のzineが大人気だった中島紗江さんは
「印刷物を中心とした、素材の集積から生まれる青い本」を制作してくれました。


ホンマタカシさんの名著『たのしい写真』でもワークショップ生徒作品の優秀例として
作品が紹介された今後期待の若手作家、川瀬ルアさんは、
ハンカチをモチーフにした映像作品を制作中です。


地球の反対側、ブエノスアイレスからはアーティストユニット「メフンヘ」の一人、
メルセデス・ヴィシャルバが手作りの青い詩集を届けてくれました。


そして、こんかい『here and there』vol.10の「the BLUE issue」を私が思い立った地点から、
展示についてずっと相談を続けてきた伊藤さちさん。
「衣服と記憶」をテーマにした作品制作や、共感する相手とのコラボレーションを重視しながら
独自のペースで活動を続ける伊藤さんの発案で、『here and there』周辺にいる人たちに
寄付してもらった青い服の切れ端をコラージュしたブローチを展示しています。


☆この青い服のブローチは、原宿VACANTで
『here and there』vol.10をお買い上げいただいた方にプレゼントします。☆
(ミランダ・ジュライから贈られた服の切れ端も、どこかに見つかります!)


イベント中の11月3日(日)には、もと高円寺ベジ食堂を、
現在VACANTでVACANTEENを営むyoyo.さんと、
写真家大森克己さんと林央子の3人でトーク「Circulation」を行います。


この日は是非、yoyo.さんのランチをVACANTで堪能されてから、
トークを聞いていただけたら。
VACANTの空間のなかで、ゆったり楽しい日曜日を過ごしていただけたら。(林 央子)


<Circles in Blue展 概要>
開催日:2010年10月1日(金)〜 10月11日(月・祝)
会場:VACANT 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-13
交通アクセス: JR原宿駅(竹下口)より徒歩8分、
東京メトロ明治神宮前駅(5番出口)より徒歩4分
OPEN: 13.00 - 21.00
CLOSE:10月4日
TEL: 03-6459-2962
MAIL: vacant@n0idea.com URL : www.n0idea.com

●オープニングパーティー
開催日:2010年10月1日(金)
OPEN: 19.00 – 21.00


<トークイベント 「Circulation」 林央子×大森克己×yoyo.>
開催日:2010年10月3日(日)
時間:17.00 -(予約制)
参加料:500円(『here and there』vol.10をお買い上げの方は無料)

『here and there』 vol.10の第二特集「City Guide」で東京編を担当した
写真家の大森克己さんを迎え、『here and there』 主催者の林央子が、最新号について語ります。
大森さんの原稿にもフィーチャーされた、VACANTのランチVACANTEENでおなじみ、yoyo.さんには、
食をめぐるフィロソフィーを伺います。


☆VACANTEENはこの日、16.00 まで営業(L.O. 15:30 )。トークの前には是非、
yoyo.さんのランチを体験してください!(確実に食べたい方には、事前予約をお勧めいたします)☆


(トーク、VACANTEENランチの予約方法)
booking@n0idea.comまで
件名を「here and thereトーク」「here and thereランチ&トーク」
本文に「お名前/人数/ご連絡先」を記入したメールをお送りください。


万が一、2〜3日たっても返信がない場合は
TEL 03-6459-2962(VACANT)までお電話ください。



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2010年05月16日

MINGマガジンに6頁にわたり紹介記事

香港で編集され、中国語圏に流通されている
ファッション&ライフスタイルマガジン
『MINGマガジン』の4月号で
6頁にわたり、『here and there』が紹介されました。

(林 央子)





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2010年01月17日

Season’s Greetings

あたらしい年をむかえ、ここからまたたくさんの
あたらしいことが動いていきますように!

here and thereに関わって下さった方々から
素敵な画像が届きました。


南半球のクリスマス。
ブエノスアイレスに住むアーティストの、ジュリアン・ガットーから。


パリに住むアーティストのレティシア・ベナの年賀メールには、青い鳥が。


凍てつく寒さのベルリンの新年を伝えて下さったのは、島袋道浩さん。
ベルリンのお正月は、雪の中で深夜の花火。

ベルリンではお正月の数日間だけ、街中で花火をあげることが
許可されているそうです。



年末に新作映画を撮り終えていたマイク・ミルズは
休暇中の写真を送ってきてくれました。


本年もどうぞよろしくお願いいたします(林 央子)。
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