
パリ1日目
パリ滞在正味80時間の駆け足パリコレを体験してきました。
出発は2月24日の夜22時ちかく、
到着は25日早朝4:35CDG着のAF便。夜遅く朝早いので
成田もCDGも空港はがらすき。ここで長年の友人に再会できました。
「フライト中寝ていけて朝着くから、これが一番からだに楽ですね」
ひさびさに一人で歩くパリ。当たり前のキオスクも、懐かしく新鮮な風景です。

泊まるのはパープル・ジャーナル編集長のエレンの家。朝食後、彼女がシャワーを
浴びている間に近所を散歩していたら、スケジュールのトップで始まっていた
9時半からのショーに偶然遭遇しました。ポルトガル出身のデザイナー、ファティマ・ロペスの
デフィレ(ショー)。 初日の早朝だけに訪れる人の数もまばら。
パリコレのリストには有名メゾンだけでなく、初めて聞く名前のデザイナーもたくさんのっています。
皆、あちらこちらからファッションの首都パリを目指してやって来ます。

今日のお目当ては何と言っても夜の
COSMIC WONDER LIGHT SOURCE。
これまでのCOSMIC WONDER JEANSのラインが名前を変えて
パリで初めてキャットウォークのショーを行いました。
前田征紀さんがつくったピンクの光の映像が、丸くくりぬかれた淡いピンク色の壁から覗いています。








黒に始まり、ブルーデニムと赤のチェック、ピンクや赤一色のコーディネート、カーキのようなベージュ色・・・・・・
丸=サークルが、ドレスに刺しゅうされたスパンコールの模様や
玉虫色に光る布のブローチ、ジャケットの袖ぐりなど
そこここに現れていました。
エレンのほかに、一緒にショーを見ていたのは『パープル・ジャーナル』の仲間で
イタリア人の哲学者、フランス人の小説家と写真家、映像作家といった人たち。
ショーを見たあとは皆、興奮さめやらぬ様子でいつまでもエレンの家でワインを飲み続けていました。
時差で疲れた私だけは、早めに降参してベッドにすべりこみました。 (林 央子)
COSMIC WONDERというつながりでhere and thereやこのブログをチェックさせていただいています。
いつもコレクションの写真が文をみる度に飛び跳ねるような気分なので、この日のブログをみてにやけてしまいました。
これからのブログ・here and there、楽しみにしています!