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2011年10月07日

「DEZAINMONKEYS02」に参加した、2冊のZINE


10月8日、学生主催のファッションショーイベントDEZAINMONKEYS02のなかの、
トークイベントへのお声がかかり、参加することになりました。

声をかけてくださったのは、広い会場内でzineのブース(fab_zine)をきりもりする、
京都精華大学テキスタイル科の坂口美穂さん。
『拡張するファッション』を読んで、感動して声をかけて下さったとのことです。

15時からファッションショーがスタートする会場では、
19時半〜私1人でのトークがあり、20時からは生駒芳子さんと対談になります(〜20:30)。

全国からZineを集めるというfab_zineさんの企画に、
here and thereも参加してみようと、2冊のZineを送りました。





このZineはもともと、『here and there vol.3』の付録として制作されたものです。
写真はすべて、マーク・ボスウィックが撮ったものです。

片側から見ると、スーザン・チャンチオロのショー、
別の側から見ると、BLESSのファッションショーです。

これは2つの、とても印象深いファッションショーの記録写真です。
私にとって、どちらも貴重な出来事だと思えたので、1冊の本に綴じてみたくなりました。

撮影の仕事を通じて友人になったマーク・ボスウィックは、
90年代半ばにはファッション界の売れっ子写真家として、
『Italian Vogue』からインディペンデントマガジンまで幅広く活動していました。

しかし、とても繊細な美意識を持ち合わせていた彼は次第に、
普通のファッション写真は撮らなくなりました。

そして、友人たちのドキュメンタリー写真や家族のポートレートなど、
厳選された被写体を扱うようになりました。
スーザン・チャンチオロとBLESSは、マークにとっても私にとっても、貴重な友人です。

●スーザン・チャンチオロ「戦争反対、平和賛成ショー(Anti-War, Pro Peace Show)」

<2003年2月15日、世界中でたくさんの反戦集会が行われたその日、
スーザン・チャンチオロはNYで「戦争反対、平和賛成」と題したショーを行った。
それはありきたりのファッショーショーではなく、その場にきた人々が、
ひとつの体験をわかちあうための集いだった>
『here and there vol.3 2003 Spring Issue』より抜粋


●BLESSのファッションショー 

これまでファッションショーをしない主義でやってきたBLESSから、
ある日突然、メールが届いた。
2002年9月25日、はじめてのキャットウォークのコレクションを、ミラノで行うというのだ。

ついては、「モデルとして出演してほしい。
日本からの交通費は確保できないけれど、ヨーロッパ内の移動費用とミラノの宿泊費は出すから。
モデルはみんな、私たちの友達よ」と。

かくして、私は初めてミラノコレクションに行った。
ショーの演出は、不安定な卓球台のようなインスタレーションに、
数人ずつ一緒に乗って、適当な方向に歩いて下りる、という単純なものだった。

でも、ショーに出る人間には向いていないことは自分でよくわかった。
その後も数回、パリでBLESSのショーに出た。
やっぱり私は、ファッションショーに出るタイプではないと思う。
冒険としては、楽しかったけれど。





『スーザン・チャンチオロの創造性』

2011年9月4日、HINAYA KYOTO清水五条坂店に招待していただいて、
行ったトークの再録です。
私が1人で約1時間話し、その後質問をうけて、
また1時間ほどお話しました。

私とスーザンが2人で、旅行したことのある京都の街
(それはスーザンにとって、初めての京都旅行でした)。
今振り返っても、このときの旅行は特別な体験でした。

2人それぞれが、人生に突然降り注いできた特別な休憩期間にいたために、
仕事に追われることなく純粋に、旅行を楽しむことができたのだと思います。

そのうちに、京都と縁ができたスーザンが、娘をつれて制作滞在に来ることになるとは。
ましてや、私がその展示発表の場で話をしに来ることになるとは。

一度起こってしまえば、必然のようかもしれませんが、
出会いの妙というものは、面白いものだと思います。

人は、人と繋がることでしか、仕事を成すことはできません。
スーザンはそのことを、身をもって示し続けてくれる人でもあります。


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トークの再録のZine作りは、やってみたら意外に楽しく、
また続けていきたいと考えています(林 央子)。


posted by nakakobooks at 12:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | here and there news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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